爪にもほくろができることを知っていましたか？爪のほくろは大変珍しく、あまりお目にかかることはありませんが、稀にみられます。
爪にあるほくろの原因は、メラニンの異常増殖やカビ、爪のあざ、皮膚の良性腫瘍、初期段階の悪性黒色腫、その他の皮膚疾患だと思われています。
爪は部所があり、爪母（そうぼ）爪甲（そうこう）爪庄（そうしょう）からできています。
爪母は爪の根元の甘皮辺りのことを言います。爪母は、爪が伸びていくにつれて、爪甲から爪先へと変わっていきます。
爪甲に色素沈着した直線状のものがあれば、それは爪母にほくろや色素性母斑があるということになります。
爪甲にある直線状の色素沈着したものを爪甲色素線条といいます。
爪母のほくろは、手足の親指に見られることが多く、幅1mm程の大きさで色素線条として現れるケースが多いようです。
爪の上にあるものがほくろか癌かは、色素線条の状態を目安に判断します。
色素線条の輪郭が色濃く、くっきりとした鮮やかな線の場合は癌の可能性が高く、ぼんやりしている場合は、ただのほくろの可能性が高いそうです。
爪のほくろは皮膚のほくろと違って、ほくろを取る事は簡単ではありません。
爪のほくろを取りたいと考えている人は、医師とよく相談して決めるようにして下さい。
